ねこぷりん

京都に住む人

洗濯係を担うということ

少し前、一人暮らしをやめて実家に戻ってきました。来年から学生に戻るので、収入はなるだけ貯金に回したいと思ったからです。衣食住が担保されているので、実際助かっています。

 

私の家は「その日家にいる人が家事をやっておく」がルールになっていて、在宅勤務をしている私&父は通勤がない分、分担しながら家事をこなしています。

父の洗濯物の干し方が△だったので、洗濯係は私になりました。ほぼ毎日家族4人分の洗濯を回し、取り込んでいます(畳むは各自です)。

 

洗濯係をしていると、家族それぞれの性格や暮らしがよくわかります。

 

母の場合

仕事の時は、ユニクロタートルネックを色違いで出してくるので、カラフルな色の服が好きなようです。今日も白のタートル&黒のズボンで出かけていきました。

服は価格で決めているので、ブランドの統一など考えていないようです。

家にいるときのゆるっとした大きめの服はどこかにシミがついていたりします。私も適当な人間なので、別に取ってあげたりはしません。そのまま洗濯機に放り込みます。洗濯機がいっぱいになるので、洗濯物がたまっていていっぱいの日にはそっと除きます(内緒)。

 

父の場合

一応尊敬する父なので、全部洗っています。

出勤の日はワイシャツが出ますし、在宅の日はユニクロ系の服が多いです。冬場でもなぜかTシャツがあり、衣替えという文化を知らない模様。ワイシャツは腕まくりしたまま出されているので、「え、腕まくりしたまま背広を着て、コートを羽織って帰ってきてるってコト?」と理解が追い付きませんが、家で唯一の男性から男女の違いを勉強しています。

 

姉の場合

必要な分が必要なだけ洗濯に出されます。スーツブランドのORIHIKA、無印良品系で、自分に合うサイズが多めです。すべてノンアイロンで済む衣類なので、一応干すときにしわを伸ばします。あらゆるものがシンプルなデザインで、統一感があります。

 

自分の場合

必要な分+「なんか洗いたい」という理由で洗ったりします。無印良品か母のおさがりの謎ブランドが多めです。

元気な時は明るい色の服が増えるので、自分でも「明るい気持ちなんだな」と客観視していて、さらに余裕があるときはジーンズや白い衣類の手洗いもしています。

 

まとめ

いままで独り暮らしで一人分の洗濯しかしてこなかったので、4人ともなると量が多いというのはもちろんですが、結構個性がでるなぁと気づかされました。

 

ブランドものかノーブランドか。

ユニクロ派か無印派か。

体形より大きめのサイズかピッタリか。

機能性重視か見た目重視か。

シンプルか派手か。  などなど。

個人の自由なのでどちらがいいというわけでもないです。(むしろどっちでもいい。)

 

家族なのに人それぞれです。もし将来子供ができて子育てに悩んだりしたら、「この子も自分とは違う人間なんだ」と思って切り替えられたらいいなとふと思いました。

 

 

また、洗濯する本人(=自分)の性格もよく出ているなと気づいてしまいました。

よく考えてみると、家事全般、担うの人の人間性が表れています。食器洗いでも几帳面な人は丁寧に皿を洗い、シンクまできれいにしてくれますし、適当な人のは洗剤がのこったまま水切りかごに入っています。(私の経験上、性別関係なく)

 

ちなみに洗濯物担当から外れた父の担当はゴミ出しです。いつもありがとう。